シェーンのドラムライブに行ってきました。前日が大雪だったので電車がちゃんと動いているか心配でしたが、15分ほど遅れたくらいで余裕をもって会場に到着できました。

私はひっそりと2年前からドラムを習い始めました。まだまだ下手くそですがドラムの楽しさはわかってきました。ドラムを演奏したことがあると、「あー!ここのフレーズってこうやってるんだ!」っていうのもあれば、生で見ても何がどうなってるのかわかんない!っていうのもあって(どちらかというと後者が多い)それはそれで改めてシェーンのすごさが分かりました。

シェーンはグレーの半そでシャツで、そんなにピチピチってサイズじゃないのに胸筋がくっきり見えました(笑)。間近で見るとシェーンって結構大きいなって感じがしました。

まだ大阪や仙台でもやるようなので曲名とかは伏せておきますが、ライブの間に質問コーナーがあってそれが結構興味深かったので覚えている限りですが、書いてみようと思います。順番は適当で、質問内容を簡潔に書いてしまいましたが、実際はみなさんもっと丁寧に質問していますよ(笑)。記憶を頼りに書いているので間違ってたらごめんなさい。

Q:ドラムソロって頭の中でどういう風に組み立てているの?
Shane:僕の場合、頭の中でメロディを流して演奏してる。そのメロディを軸にして、その中で音の強弱、クレシェンド、デクレッシェンドを付けて絵を描くように演奏するんだ。それで、スペース、ポーズを大事にしようと思っている。いろいろ音を付け足したくなるんだけど、詰め込み過ぎないように気を付けている。でもどうしても音を入れたくなっちゃうんだ!これはまだまだ僕も勉強中だけどね。

Q:ハイハットのオープン、オープンってやるときの足元をよく見せてほしい。そのときかかとはつけたまま?
Shane:かかとはずっとつけたままだよ。だけどかかとで蹴り込むこともある。蹴り込むときは強い音を入れたいときにこんな風にやってるよ。

Q:ドラムロールが上手くできなくてどうしてもスネアに押し付けてしまう。どうしたらいい?
Shane:スティックは人差し指と親指との間を空けて持つんだ。人差し指の第一関節辺りでスティックを挟んで。スティックをしっかり握ってしまうとスティックの跳ね返りを止めてしまう。スティックの跳ね返りを感じられるように少し開けておくんだ。最初は僕もこんな風に開けていなくて、途中からこういう持ち方に変えたんだよ。どんなふうにスティックを持ってるか見せてくれる?
(スティックを渡してもらい実際にスティックの持ち方を見てもらう)
そうそう!その持ち方で大丈夫だよ。演奏するときにちゃんとそうなっているか確認しながらやてみるといいよ。でも僕はショーになるとぎゅって握ってバーン!バーン!って叩いちゃうこともあるんだけどね(笑)。

Q:ライブで演奏する前って緊張するの?緊張するときはどうしてるの?
Shane:モチロン!(←通訳する前に日本語で答えてた)大勢の人の前で演奏して緊張しない人なんていないよ。でも大きなステージで演奏するときよりも、今のこの会場みたいに小さなところの方が緊張する。このリハーサルも昨日1回しかやってないからすごく緊張する。本当は2~3回はリハーサルやりたかったんだけど。大きな会場だと何度もリハーサルできるからね。でもリハーサルのきちんとした音じゃなくて、そのときのアドリブだったり、柔軟にいろんなことできるから緊張してるときの方がいい演奏になることもあるよ。

Q:今やっている基礎練習を教えて。
Shane:左足(ハイハット)で4分のリズムを刻んで、手は3連のリズムや8分とか入れてる。(実際に演奏しながら説明してたので、ちょっと文字でうまく説明できないです。が、とりあえず左足キープで、手は休符を入れたり16分入れたりして練習してるみたいです)
あと、ソフトに叩く練習もしてる。(実際にソフトに叩いてみる)これでも「まだ大きい!」って言われちゃうときもあるんだ。どうしても強く叩きたくなるんだよね。ロックドラマーなら僕のこの気持ち、分かるでしょ?

Q:シェーンの教則本を買ったんだけど、そのときビーター(キックペダルに付いてるバスドラに当たる部分ですね)はバスドラに押し付けると言っていたけど、今見るとバスドラから離してるように見える。どっちでやったほうがいいの?
Shane:確かに最近は離したりもしてるね。ビーターを押し付ける時は力強い、鋭い音を出したいときにそうやってるよ。(実際にビーターを押し付ける時と離すときの音の違いをやってみる)ね?違うでしょ?だからどっちでも練習したほうがいいよ。

Q:最近のB'zのライブではバスドラが2つだけど、何か理由があるの?
Shane:バスドラが1つでも叩き方は変わらないよ。B'zの曲では2つ使う曲はあまりないけど、最後にみんなを盛り上げる時とかに2つ使ってるよ。

Q:イヤモニからは何が聞こえてるの?クリックは鳴っているの?
Shane:クリックはもちろん鳴ってるよ。鳴っていない時もあるけど基本的には鳴ってる。あと、ドラムミックス。それからベースでしょ。ボーカル、ギター、キーボード…
客:全部じゃん(笑)
Shane:でもクリックもドラムもそんなに大きな音じゃない。基礎練習するときはクリックを流さないで練習することがほとんどだね。クリックを流さないで音をクレシェンドしたりアレンジができるようにしてるよ。

Q:B'zの新しいアルバムでのシェーンの演奏はとてもシンプルに聞こえたけど、歌物の場合どんなことに気を付けているの?
Shane:ちゃんと音楽になってるかどうかを考えている。自分の技術を見せびらかすんじゃなくてちゃんと音楽になるように。歌物はボーカルの邪魔になる演奏はしないようにしてるよ。Koshiの場合は特にね!

Q:私はドラマーで、ドラムでミスをするとすごく落ち込んでしまう。落ち込んでからどうやって立ち直ってるの?
Shane:僕もよくミスをして、メンバーに「ん?」って振り返られちゃうこととかあるよ(笑)。でも演奏している自分はそのミスに気付くけど、そんなに大きなミスじゃなければ周りは気づいていないと思うよ。例えば、(実際に演奏しながら説明する)「よーし。ここからサビの前にリフを入れようかな~♪」(サビを叩く)「あー!まだサビじゃなかったー!」(アドリブでリカバリー)…って感じに、ミスを忘れるようなインパクトのあるフレーズを叩くんだ。あとこういうときも。(また演奏しながら説明)「あー!スティック落としちゃったー!どうしよう!しかもいつも入れてる場所にスティックがない!」ここでスティックを左手に持ち替えて右手で新しいスティックを取り出す、とかね。ミスをしてミスをカバーするテクニックが身に付くから、本番でミスをする経験はとても大切なことなんだよ。それと、これが一番重要なこと。誰だってミスはする。ミスをしたって世界が終わるわけじゃないんだし。それに今僕がミスしたのをみんなは喜んでくれてただろ?だからミスをして落ち込んだりしなくていいんだよ。

このあとの演奏で、B'zのとある曲でミスをしたシェーン。ミスをした瞬間、質問をした人の方を見てにっこり。演奏が終わった後、質問した人の方を指して「ねえねえ!今僕がミスしたの分かったでしょ?『よーし。サビが終わるぞー!(クラッシュシンバルを叩く)あー!サビが2回あるんだったー!』ってごまかしてたでしょ!(笑)こんな風にやるんだよ!」という、シェーン。とってもお茶目でした☆


ステージ後のサイン会にも参加しました。椅子に座り、マネージャーのカヨちゃんが「まず相手の名前を書いて、ここにサインを書いて…」って説明してるんだけど、なんだかポワ~ンとして説明を聞いてないシェーン。そしたらカヨちゃんに「ほら!ちゃんと話を聞きなさい!」って感じに叱られ、ちょっとビクッ!ってなるシェーン(笑)。パフォーマンスはあんなにかっこよかったのに、このときはママに叱られる幼稚園児のようでとってもかわいかったです(笑)。そのあとも
カヨ:「このドラムヘッドにサインを書いて…」
シェーン:「え?forehead(おでこ)?」
カヨ:「違う!おでこにサイン書いちゃダメ!(笑)」
ってやりとりも。

で、私の番が回ってきます。何か話しかけようかなとか思うんだけど、何にも思いつかなくて、「もうサインもらえて握手してもらえればそれで十分だ!」と思って、特に私から話しかけたりしなかったんですが。そんな緊張してる様子を察してくれたのか、名前を言うと「ハイ!〇〇(←私の名前)ゲンキ?」と日本語で、笑顔で話しかけてくれて。サインも鼻歌歌いながら書いてくれました。握手をした手は結構カサカサしてたけど、分厚くて柔らかくて優しい手でした。こんな優しい手であんなハードなドラムを奏でているのか~なんて思いました。

これで終わらない。極めつけが、握手をしたあとに「このセーターかわいいね!」と言って私のセーターの二の腕辺りを触ってくれたんです!めちゃくちゃ嬉しくって、だけど「サンキュー!サンキュー!」しか言えなかった(笑)。さらにサインをもらって立ち去った後も、わざわざ立ち上がって大きい声で「Oh!そのブーツもいいね!クール!かっこいいね!」と言ってくれました!サイン終わった後も、ちゃんとその人を気にしてくれてるんだね。シェーンってほんといい人だ…。ちなみに、ブーツは雪が凍ってて危ないからと思って滑りにくいレインブーツを履いてきました。雪が降ってよかった…。東京靴流通センターで買いました。東京靴流通センターさん、ありがとう!あと、セーターは今年新春セールで3割引きで買いました(笑)。シェーンがほめてくれたからセーターもブーツも、一生大切にします。

質問コーナーでは、文字で書くとうまく説明ができないんだけど、実際はシェーンが演奏しながら説明してくれているので、ドラムをやったことない人でもわかりやすくて楽しめる内容です。またこんな機会があったら参加したいです。そしてドラムをもっと頑張ろうって思いました。


Morbid Tango


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