今年のPleasureツアーでやってくれた「光芒」。ファンクラブで募集した「ライブでやってほしい曲」でも上位にきていた曲です。B'zの曲の中でもかなり音域が広い曲だと思います。確か稲葉さんのコンディションが悪いときはこの曲は外したと聞いています。それぐらい全身全霊を込めて、全力で歌わないとできない歌だから、さらに感動してしまうのでしょう。(もちろんどの曲も全力で歌っているとは思いますが…)

どこかで狂う 夢の時計の歯車
押し寄せる日々の流れ


これ、すごいフレーズだよな~。若い頃は努力や情熱だけでどんどん前に進めたけど、現実を知ると自分の中では全く前に進めない、でも時間はどんどん進んでいく。自分の心の中の時間と実際の時間のずれとか、矛盾を表現しているすごい歌詞だなって思います。


それとこの曲、B'zの曲では珍しいと思うんですが、「大サビ」と呼ばれる部分があります。
これ、最近気づいたんですが。

光を求め歩き続ける
君の情熱がいつの日か
誰かにとっての光となるでしょう
誰かにとっての兆しとなるでしょう


ここから曲調もマイナーからメジャーに変わって、歌詞も前向きに変わって本当に暗闇の中から光の筋が見えてくるような、そんな雰囲気です。そこまでは分かってたんですが。大サビに入る前は「僕」だったのが、大サビに入ると「君」になっています。

崩れ落ちそうな気持ち、それでも光を探して半歩でも進もうとしている。そして大サビから主体が変わり、それを見ている「誰か」がその姿に心打たれている、と。つまり大サビの部分は、頑張っている「僕」の姿を見守ってくれている「誰か」の視点の歌詞だったのか、と。それに気づいたときまたさらに感動しちゃいました。

曲全体を聴くと一つの舞台を見終わった後みたいな。なんかすごく心が満たされる感じがあります。いろんな人に聴いてほしいな~と思う曲の一つです。



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