ブラック企業体験記~面接、入社編~
ブラック企業体験記~人物紹介編~
ブラック企業体験記~繁忙期編~
ブラック企業体験記~決意編~
ブラック企業体験記~揺らぐ決意編~
ブラック企業体験記~退職願編~
ブラック企業体験記~消えた有給編~

からのつづき。



もちろん退職を申請した時点で有給が消滅するなんてあり得るわけがありません。私が「前の会社では普通に有給消化が使えて、退職申請後も普通に有給使えてましたよ」と言っても、「いや、そう決まってるんだって」の一点張り。こんなクソ野郎に何言っても通じません。ひとまずそれを受け入れるそぶりをして、事務所に戻るふりをして徳永さん(仮名)と更衣室に行き

馬鹿じゃねぇのあのクソ野郎!死ねよ本当にクズだな!と暴言吐きまくりました。「これは戦うしかないな」と言って、事務所に戻って二人して就業規則とタイムカードをプリントアウト。「ここのところマーカーで引いておこう!」なんて言いながら。

家に帰ってからネットで調べてみてももちろん有給が消滅するなんてありえない。就業規則にもそんなこと書いてありません。で、ネットでいろいろ勉強していくといろいろと違法じゃないかと思われるもの多々。とりあえずプランを立ててみる。

まずは労働基準監督署に電話をしてこれが違法であることを確認する。

「労基に電話をしたら有給が消滅するなんてない。違法だって言ってましたよ。違法だと知ったうえで残業をやらせますか?」と聞いてみる。このやりとりをボイスレコーダーで録音しておく。

とりあえず残業を受け入れる

給与明細が届く

残業代がついていない

タイムカード、給与明細、就業規則、録音したファイルを労働基準監督署に提出する

労基から是正勧告

よし。これでいこう。労基でうまく動けなければ弁護士に頼もう。こうなったら金に糸目はつけない。
その日の夜は怒りで眠れませんでした。はらわたが煮えくり返るとはこのことか、と。腹が立って悔しくて。一生懸命働いたのになんでこんなひどい目に合わなければいけないのか…。

そして出勤。昼休みに労基に電話しよう。そう思っていたところまたもや課長代理に私と徳永さん(仮名)が呼び出されます。

課:「残業はしなくていいことになった。定時で帰っていいよ。」
私:「…は?」
徳:「なんで急に変わったんですか?」
課:「いや、知らない。」
徳:「じゃあ賃金減らされるってことですか?」
課:「いや、それもない。」
私&徳:「???」

なんだか釈然としないながらも残業はしなくていいことになりました。考えられるのは、残業をさせようと思ったものの残業代を払うのはもったいない。だからと言って残業代を払わないと違法になり、給与明細やタイムカードなど、証拠に残るような違法行為は危険だと察し、やめたのか。もしくは、とりあえずこうでも言って脅しておけば最後まで休みを取らず来るだろう、という休みを取ったことに対しての嫌がらせ、か。私は後者かなって思ってるんですけど、どーでもいいです。もう。ガキみたいなことやって何が楽しいんでしょう。

最終日もまぁいろいろあったんですけど、その辺りは割愛。書くのもめんどくさいくらいガキみたいな嫌がらせ(笑)。もちろん「お疲れさま」や「ありがとう」の言葉などはありませんでした。ただ、パートさんからお花やお菓子などもらって、それがとても嬉しかったです。上司は本当に最悪でしたが、パートさんはとてもみんないい方でした。


つづく。(次回ついに最終回!・笑)