ブラック企業体験記~面接、入社編~

からのつづき。

人物の紹介をしていきます。家族経営の会社で前社長は現社長の父親で、父親の後継者として3年ほど前に社長に就任したそうです。社長のお母様は会社の経理関係をやっていて現役です。社長と社長の弟も会社を継いでいます。

社長はいわゆるお坊ちゃんで、大したことできないくせに自分は大企業の社長のようなふるまいをしている。何にもできないくせに偉ぶってる。たとえて言うなら北朝鮮の金正日の三男である後継者、金 正恩のような人。ということで、ここではキム社長(仮名)としておきます。

毎週月曜日には全体朝礼があります。これがすっごい無駄。キム社長(仮名)がまず、最近話題になってるニュースなんかを話します。どーでもいいです。そのあと社員の叱責。よく言っていたのが「ダラダラ仕事するな!みんなの頑張りがみんなの給料になるんだぞ!」と。そして「仕事中にトイレに行くなんて考えられない!時間の無駄だ!」とのたまうのです。

いやっ!この朝礼が一番時間の無駄だから!!

そして、「休憩時間以外にトイレに行くこと禁止令」が新たに発令されたのです。いやいや。男の人はまだいい。女の人はそれだけじゃ間に合わないこともあるでしょ、と。月に一回は頻繁に行かなきゃいけないこともあるでしょ。そこが分かってない!何の配慮もされてない!だから私は無視して勤務中でもトイレ行ってました(笑)。


キム社長の弟は頭脳明晰、頭はキレッキレなんですけど、社員に対して愛情とか優しさがないというか。「俺の理論上では1時間に10件はいける。そこまでできないのはなまけてるか能力がないだけ」みたいなことを言ってくる人です。たとえて言うなら新選組の鬼の副長と呼ばれた土方歳三のような人。隊規を破るもの、脱走する者、即切腹、みたいな。ということで、ここでは弟の方を土方(仮名)としておきます。

その下に課長がいます。この課長は昔からいたわけではなく、私が入社した後管理職として入ってきました。つまり入社当初から課長職となるのです。どうやらそこそこ有名な会社の管理職をやっていたとのことで、入社当初は周りの社員も期待していました。もしかしたらこの人が会社の救世主になるかも?と。しかしながら、部下がやっている仕事内容を覚えようとしません。土方(仮名)やキム社長(仮名)がいくら言っても「いや。私には考えがある。」と言って全く把握しようとはしませんでした。ある日、新しく入った派遣社員の方に仕事を教えるように土方(仮名)から課長に言ったところ、「教えるって言ってもわからないんで」と言い、土方(仮名)がブチ切れて課長にボールペンを投げつけた事件も起こりました。
繁忙期の時、私が何本も電話をかけなければいけなくて手が離せないため、1件取引先へ電話をするようお願いすると、「それはあなたが電話で受けたことなんだからあなたが電話して。」と言われました。また同じように手が離せない時に「この2件だけ電話をお願いします。」と、もう半泣きで訴えかけてもただ苦笑いするだけ。(笑い事じゃねぇんだよ!)2時間後くらいに突然忙しそうなふりをして「これ無理!」と言って仕事を突き返してきました。課長どうこうというより、人間としてどうかと思います。普通、大変そうな人を見たら「大丈夫?何か手伝う?」と、手助けするのが普通だと思います。ちなみにこの課長はあまりにも使えないため入社半年後に即日解雇されます。

その下に「課長代理」「課長補佐」と、そこまで課長をサポートしなくていいだろうというくらい管理職が無駄にいます。ちなみに「課長補佐」は繁忙期の月末という、最も忙しい時期に突然「本日退職することになりました。」と自主退職していきました。このことについてはまた後程。

課長代理は長年会社にいるものの全く仕事ができません。そもそも「電話が苦手」なんです。とある件で取引先の人に電話を入れるよう土方(仮名)に言われました。しかし「電話つながりませんでした」とのこと。次の日も、その次の日も「つながらなかった」と言うので、試しに事務所の人がかけてみたところ一発でつながる。「弊社から何回か着信残ってましたか?」と聞くと、「いや。この電話が初めてですよ。」の答え。




引くわ~…。


そんなやつです。ほかにも「仕事を覚えない」「責任をすべて部下になすり付けようとする」「言葉遣いができてない」など、汚点ならいっぱいある人です。

そして、事務所の中は正社員3人、パート社員1人、繁忙期だけ派遣社員2人いました。


つづく。