自分の日常のことをあまりブログでは書かない方ですが、今回は少しでも被害者が減ればいいという思いで書きます。私は約1年半いわゆるブラック企業に勤めていました。このブラック企業での体験談をいろいろ書きたいと思います。大丈夫だと思うけれど念のため退職後にアップしようと思ってここまであたためてきました(笑)。

-仕事紹介-
私はそれまでは派遣社員として働いてきましたが、支店を移転するとかで契約を解除されることになりました。「やっぱり派遣社員は雇用が不安定だから正社員として仕事を探すか…」と、転職活動を始めました。すると、派遣担当者からいい転職コンサルタントを紹介すると言われ、そのコンサルタントからとある企業を紹介されました。そのコンサルタント曰く、「その企業を紹介して面接を受けた人が何人かいたけど、自宅から遠いとかで断られてるんだよね」と。はい。まずここで気づくべきでした(笑)。そして、企業の特徴として「サービス残業を低減するための取り組みも積極的に進めている」の記載。これを読んで私は「そっか~そうしたら残業は少ないのか~」と思っていました。しかしここにも罠が。「サービス残業を低減する取り組みも進めている」だけであって、 それが実現できてるとは書いていない。

っていうかサービス残業は"低減"じゃなくて"0"にしろよ。
少しでもあったら違法だろうが。


よく読んでみるとツッコミどころ満載だったな~。

-面接-
ブラックとは知らず、面接を受けることになりました。小論文の筆記試験と面接。わりとちゃんとした面接でした。鋭い質問は時折ありましたが、圧迫面接というほどでもなく、なごやかな部分もありました。無事に終わったんですけどここでちょっとした違和感もありました。それはこちらからの質問する機会がなかったこと。コンサルタントからもらった仕事内容の情報があいまいだったので、面接の最後の「何かご質問はありますか?」がたぶんあるだろうと思って、そのときに聞こうと思っていました。また、職場も見学できたら見学しようと思っていました。質問をするだけしてあとは「ありがとうございました」だったんです。これに違和感を感じたものの「まぁ、忙しかったのかな?」と思っていました。今考えるとこれって結構一方的でしたよね。

-入社当日-
その企業から採用の連絡が来ました。違和感は多少あったけど、いろんなところと面接するのももう疲れたし、早く決めたかったのでそこに就職することになりました。入社当日、まずは就業規則について社長から説明があります。有給休暇の説明のとき。「年次有給休暇は雇入れの日から起算して、6ヶ月間継続勤務し…云々…継続または分割した10日の有給休暇を付与する…とありますが、うちは中小企業なので、有休は使わないように(にっこり)」




…パードゥン?


い、いや…中小企業だって有休は義務付けられてるはず…。しかもにっこり笑いながら言ってるってことは罪の意識などない。

そして仕事場へ案内されます。「ここが事務所です」と案内された場所…


き…汚ったねぇ…

そして


暗い…



そして



寒い…


一個一個説明していきます(笑)。まず、「汚い」。古い工場の一角に事務所の部屋があります。清掃時間があり社員が仕事場を清掃します。それはまだいい。のちに分かるんですが清掃時間も電話が鳴りっぱなしで清掃できない。

「暗い」は、まず社員がみんなどこか沈んでいる。疲れてます。雰囲気の暗さもありますが、物理的に暗いんです。「すべて蛍光灯をつけると電気代が無駄だから」と言って、社長の方針で何箇所か蛍光灯を取り外しています。けれど日の当らない部屋なので日中でも暗い。パソコンの文字も見えにくくて、結果もともと悪かった目がさらに悪くなりました。

「寒い」は、このときは4月で外はぽかぽか陽気。にもかかわらず寒い!冷暖房ルールというものが存在してました。事務所だけでなく何箇所かエアコンが設置されてるんですが、これを一気に付けると電気代がかかる、無駄だ、という社長命令で一か所つけたらそこから40分おいて2か所目でつける。その結果事務所は10時前にエアコンをつけては駄目というルールなんです。夏場は蒸し暑い中1時間耐えなければいけません。また、クーラーをつけても古いエアコンなのであまり効かない^^;28度設定でそれよりも室温設定を下げる場合は上長に相談、というルールまであります。
冬場はエアコンの暖房では効かないのでファンヒーターをつけます。が、小さいファンヒーター一つだけ。部屋も広いし天井も高いのでまったく効かない!なので冬場は下はタイツ、靴下、レッグウォーマー、足用カイロ、ジーンズ。上はヒートテック2枚、セーター、パーカーという姿になります。全体的にもっこもこです(笑)。いや、笑い事じゃない!!寒くて寒くて仕事環境は最悪。ちなみに私が入社した4月は、4月からは寒かろうななんだろうが強制的にファンヒーターは撤去です。「社員が働きやすい環境」なんて配慮は一切ない。ただ単に損得しか考えておらず社員への愛情は一切感じられない。

昼休み、事務所の人たちと一緒にご飯を食べながら話を聴いてると「今は閑散期だけど、繁忙期は毎日残業。夜10時まで残っててもまだ終わらない」等々の話。「やばいところに入っちゃったな…」とここでようやく気付くのです。

つづく。