2014年5月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1228ページ
ナイス数:56ナイス

こころ (新潮文庫)こころ (新潮文庫)感想
再読。「先生」のやり方は明らかに間違っているけど、私は共感できるところもある。自分のエゴを他人に見せたくないから一人で背負い込んでしまう。けど、誰かに話してみると大したことじゃなかったりするんだよね。恋愛とエゴは切り離せない部分もある。もしかしたら先生の妻もKの自殺の理由は察していたんじゃないかと思う。何が悪いとか断定出来ないから読了後もいろいろ考えてしまう。そこが魅力的で何度も読み返したくなる本。先生と遺書の章が印象的だけど、「私」も結構ナイスキャラで、先生との出会い方がなかなか面白い(笑)
読了日:5月4日 著者:夏目漱石


去年の冬、きみと別れ去年の冬、きみと別れ感想
続きが気になるのとページ数の割に文字数が少ないこと、そして暇だったこともあり1日で読み終わってしまった。「え?どういうことどういうこと??」とどんどん読み進めてしまう。タイトルからは想像できない内容でありながら、タイトルとつながったときちょっとぞっとした。【ここから大いにネタばれ】ただ納得できないのが、あんなことしておきながら雪絵と結婚するってなんかなぁ~って。っていうか雪絵の存在意義がよくわからなかった。
読了日:5月5日 著者:中村文則


しょうがの味は熱いしょうがの味は熱い感想
どっちの気持ちも分かる。もしも私が20歳かそこらの若いころにこういう話を読んでもただただ二人の行動にイライラするだけだったと思う。26歳あたりって、仕事が忙しくなったり、周りは結婚したり子供が生まれたりして、自分のこれからの人生について考えてしまう時期だと思う。「結婚したらとりあえず一人前になれる」とか「大人になってからの自分のことは自分で決めないとどんどんだめになっていくプレッシャー」はすごくよく分かる。
読了日:5月7日 著者:綿矢りさ


ラッシュライフ (新潮文庫)ラッシュライフ (新潮文庫)感想
まったくバラバラのストーリーなんだけど、最後一気につながっていくからそれが面白い。「あー!これが!」「あー!ここが!」みたいな(笑)。豊田の今後が心配だったけど、最後少し望みがある終わり方でよかった。
読了日:5月25日 著者:伊坂幸太郎

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