2014年3月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1172ページ
ナイス数:75ナイス

輪違屋糸里 上 (文春文庫)輪違屋糸里 上 (文春文庫)感想
あの男くさい新選組の話を女性目線で展開させるのが斬新。芹沢が結構いい奴なのもまた斬新。そして土方が最低な奴だ(笑)。でも「鬼の副長」と呼ばれてたんだからこれの方が案外リアルなのかも。そしてこんな土方も嫌いじゃない(笑)。けれどこの上巻の終わり方は後味悪い。下巻に期待。
読了日:3月2日 著者:浅田次郎


輪違屋糸里 下 (文春文庫)輪違屋糸里 下 (文春文庫)感想
ここに登場してくる女性がみんなかっこいい。新選組を女性視点で描くとこんな感じになるのか。糸里が土方に「わけものうおなごを斬るのはおなごがおとろしいからや。」と言うところがカッコイイ。そして「おゆき」と呼んだ瞬間には涙が出る。沖田目線の章も結構好きだな。
読了日:3月13日 著者:浅田次郎


ツナグ (新潮文庫)ツナグ (新潮文庫)感想
生者が死者に逢える、という話だけだとベタな展開を想像しがちで、実際私も第二章まではそんな印象だった。けれど「親友の心得」で一転。号泣してしまった。そのあとに出てくる言葉だけど、「失われた誰かの生は何のためにあるのか」「必要なことを伝えなかったせいで一生そのことを引きずらなきゃいけなくなった人もいる」の言葉にグッときた。ただ泣かせるための物語ではなく、生とは何かを考えさせられる話だ。
読了日:3月23日 著者:辻村深月

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