今更なんですが、この前やってた「世にも奇妙な物語」を見ました。有名作家原作のドラマをやるということなので、録画してました。私のお目当ては宮部みゆきさん原作のストーリー。でも…あれですね。よくある話ですが、原作を知ってるとドラマはあんまり楽しめないですね^^;小説ではあいまいにぼかしてるところも映像化してしまうとそこをはっきりさせすぎてしまって、な~んかちょっと不満なんですよね。小説の方の「燔祭」は多田一樹は青木淳子に好意を持っていたかどうかちょっと微妙な感じになってるんですが、ドラマの方では完全に好意を持ってる感じになってます。まぁそこはいいとして、ラストあ~んな感じだと、人殺してよかったみたいな感じに取れるんですけど…。たとえそんな能力を持っていたとしても人を殺すことは正義なのかどうか、っていうのはあいまいな感じで終わってほしかったです。ただ単純に時間が短いせいもありますよね。原作知らなければ楽しめたのかもしれません。
「鳩笛草」に収録されてるこの「燔祭」はおすすめです。何度も読み返したくなる小説です。物を燃やす能力「パイロキネシス」を持ってる青木淳子。その能力があるために思い悩むんですが…こういう能力、ちょっとほしくないですか?(笑)いや、本当にあったら困るだろうけど、こういう武器を手にした女性ってすごくかっこよく見えてあこがれます。
過去と現在がいったりきたりしてる物語の展開がとても好きです。続編に「クロスファイア」があり、青木淳子目線になってますが、「燔祭」は多田一樹目線でストーリーが展開しています。なので「燔祭」は青木淳子という女性が謎に満ち溢れた雰囲気を醸し出してるので、私はどちらかというと「燔祭」の方が好きです。

「世にも奇妙な物語」の中で一番よかったのは「栞の恋」です。(っていうか「燔祭」以外は原作読んだことなかったから単純に楽しめたのかもしれませんが。)泣いちゃいましたよ~。先の読めない展開!みたいなのはありませんが、ただ単純に切ないです。ラストさわやかに、きれいに〆てしまうのがちょっと不満でしたが。原作も読んでみようっと。


鳩笛草―燔祭・朽ちてゆくまで (光文社文庫)鳩笛草―燔祭・朽ちてゆくまで (光文社文庫)
著者:宮部 みゆき
光文社(2000-04)
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