MY LONELY TOWN、本日ゲットしました!…本来なら昨日手に入れてるはずだったんですが、昨日発売だってことをすっかり忘れてました^^;いや、発売日はわかってたんだけど、今週月曜日が休みだったじゃん?だから「♪今日が何曜日か思い出せな~い」状態になって昨日が月曜と勘違いしちゃってたわけよ。まぁでも無事に手に入れて聴いてます。本当はもうちょっと聴きこんでから感想を書こうと思ったんですが、最初のインパクトが結構強かったのでちょっと書いてみます。

「MY LONELY TOWN」は、タイトルを聞いたときはバラードなのかなと思ってましたが、バラードじゃないけど…なんなんだろうこれ?みたいなメロディが好きです。そしてストリングスが絶妙ですよね。
さらに稲葉さんの歌詞。

「人はバラバラな生き物」

「ひとりずつみんな 歩いてるこの街で」


一般論としては「みんなひとりじゃない」「みんなつながってる」みたいな言葉になりがちだと思うんです。特に落ち込んでるときとかはこれらの一般論を肯定して自分を励まそうとするんじゃないでしょうか。だってひとりってことを肯定するのはつらいじゃん。でも稲葉さんは一般論を否定して、なおかつ前向きな答えを導き出してます。一般論を否定することはできても、そこから自分なりの答えを導き出すのって結構難しいし勇気がいることじゃないでしょうか。やっぱり稲葉さんって頭いいな~。

これも私の勝手な妄想ですが。稲葉さんが「人はバラバラで、みんなひとりずつ歩いてる」って考えでも前向きに感じられるのは「もうひとりの自分」の存在が大きいからじゃないかな、と思ってます。前々から書いてますが、稲葉さんの歌詞に出てくる「神様」はなんだかとても不完全な存在にみえます。
どんな神様にも救えない(Soul Station)
無限の可能性 未知の未来 神さえ予想不能(X)
「National Holiday」でも「神様がいるなら感謝したいよ」と、「もしもいるなら…」っていう慎重な言い回しがとっても好き。こういう考えも一般論にとらわれてないですよね。でも神様の存在を否定するのは結構つらいと思うんです。本当にひとりになったとき頼る存在がいなくなるから。それに神様の存在って結構都合がいいもので、運の悪さも神様のせいにできますよね。うまくいかないことが続くと「神は私を見放した」なんて言ってね。
でも稲葉さんは神様のかわりに「もうひとりの自分」って存在がいて、絶対に自分を見捨てないというしっかりとしたものがあると思います。神様に責任転嫁せず全部自分のせいにできる稲葉さんだからこそ「人はみんなバラバラ」という答えを肯定したとしてもしっかり前を向いていけるんじゃないでしょうか。

…とはいえ、「みんなひとり」というのが正しく、「みんなつながってる」っていうのが間違い、と言っているのではなく。かろうじて繋がろうとしてるんですよね。こんだけ長いこと書いておいて結局一周しちゃったみたいな結論ですが(笑)。でも、こういう一般論を否定するようなものの見方とか、それゆえの矛盾、みたいな歌詞がとても好きなんです。とっても深い歌詞ですが
旅にでも出ればいいじゃん
っていう軽い言い方がかなりツボです。稲葉さんは天才だ~。


2nd beatの綺麗な涙

ぶるぶる震えてなぜか止まらない なにも寒いわけじゃない
そのままでいいよ 止めなくてもいいよ きっと体が正しい


って歌詞に鳥肌が立ちました。寒さではない体の震えを稲葉さんも体験してきたのでしょうか。うん、あるに違いない。稲葉ソロのライブのときだっけ?インタビューで「ステージに出る前は久々に体が震えた」みたいに言ってたような気がする。チャラチャラやってない稲葉さんだからこそこんな歌詞が書けて、説得力もあるんですよね。で、「そのままでいいよ」って言葉がすごく優しいですね。稲葉さんらしい優しい言葉です。

イチブトゼンブのバラードバージョンは、なんか全然違う雰囲気になってて意外に好き。たいていバージョン違いって好きにならないんですが、「ひとつありゃいいのに」っていう反語的な言葉がバラードバージョンになってさらに切なく聴こえます。


もっと何度も聴き込んでみよっと。